RANKING×ランキング

世の中の色々な物をランキング

【2025年版】スイッチ2かプレステ5どちらで遊ぶ?! 歴代ゲーム機販売台数ランキングから見るトレンドと次世代機の話

2025年11月次点での最新家庭用ゲームハードはスイッチ2とプレイステーション5になっています。
スチームなどのPCゲームもかなり浸透していますが、一般家庭においては任天堂とソニーが2大勢力となっています。

今回は、最新の市場データをもとに、「世界で本当に売れているハード&ソフト」をランキング形式でご紹介します。これを見れば、今後のトレンドの予測にも役立つかもしれません。

歴代ゲーム機、結局どれが一番売れたの?

まずはハードウェア(ゲーム機本体)のランキングです。長年遊ばれ続けているハードを知ることで、豊富なソフトライブラリを持つ「失敗しない選択」が見えてきます。

世界歴代ゲーム機販売台数 TOP10

順位ハード名メーカー累計台数(万台)
1PlayStation 2ソニー16,000
2Nintendo DS任天堂15,402
3Nintendo Switch 現役任天堂15,401
4ゲームボーイ / GBC任天堂11,869
5PlayStation 4ソニー11,720
6PlayStation 1ソニー10,240
7Wii任天堂10,160
8PlayStation 3ソニー8,740
9Xbox 360マイクロソフト8,580
10PlayStation 5 現役ソニー8,420

注目ポイント:歴史が変わる瞬間が近い!

不動の王者として君臨するのは、ソニーPlayStation 2でした。DVDプレイヤーとしての機能も兼ね備えていたことで、一般家庭に爆発的に普及しました。

しかし、注目すべきは3位のNintendo Switchです。2位のNintendo DSとの差はわずか1万台!任天堂のハイブリッド戦略(家でも外でも遊べる)が功を奏し、間もなく歴代2位の座に躍り出ようとしています。

また、最新機種であるPlayStation 5も供給不足を乗り越え、トップ10入りを果たしました。これから本格的なゲームを楽しみたい方にとって、有力な選択肢であり続けています。

世界中で愛されているゲームソフト TOP20

「ハードを買っても、遊ぶソフトがないと意味がない!」という方へ。ここでは、一過性のブームで終わらず、世界中で長く愛され続けている「殿堂入り」級のソフトをご紹介します。
※これらは複合ハードでのランキング結果となります。

順位タイトル累計本数(万本)
1Minecraft35,000+
2Grand Theft Auto V22,000
3Wii Sports8,290
4Red Dead Redemption 27,900
5マリオカート8 / デラックス7,800
6PUBG: Battlegrounds7,500
7Terraria6,400
8The Witcher 3: Wild Hunt6,000
9The Elder Scrolls V: Skyrim6,000
10スーパーマリオブラザーズ5,800
11Human: Fall Flat5,500
12Overwatch5,000
13あつまれ どうぶつの森4,862
14ポケットモンスター 赤・緑・青4,750
15Wii Fit / Plus4,380
16テトリス (任天堂版)4,300
17Pac-Man4,200
18大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL3,693
19ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド3,334
20Elden Ring3,000+

圧倒的2強の存在

1位のMinecraft(3億5,000万本超)と、2位のGrand Theft Auto V(2億2,000万本)は、もはや「ゲーム」という枠を超えたデジタルインフラのような存在です。特にGTA Vは発売から10年以上経っても売れ続けており、オンラインコンテンツの充実がその人気の秘訣です。

また、マリオカート8あつまれ どうぶつの森など、Switch向けのタイトルも非常に好調です。これらのソフトは、ハードを購入する大きな動機付けになっています。

これからどうなる?次世代機と注目の新作

「今ハードを買って、すぐに新しいのが出たら損じゃない?」と心配な方もいるかもしれません。最新の2025年〜2026年の予測を見てみましょう。

話題の「Nintendo Switch 2」

2025年6月、ついにNintendo Switch 2が発売されました。価格は約5万円と少し上がりましたが、なんと発売から数ヶ月ですでに1,000万台以上を売り上げるロケットスタートを切っています。
スイッチ2は、特にローンチタイトルの『Mario Kart World』は本体を買った人のほとんどが同時に購入しているというデータもあり、任天堂ブランドの強さは健在です。

‼️ポイント

とはいえ、スイッチ1の方は2017年の発売から約9年で、1億5000万台を売り上げています。
スイッチ2はこれのまだ、1/15の台数なわけで、発売価格の高さからも今後どの何年かけて、スイッチ1と同じシェアを取るかが期待されます。

また、プレイステーション5の廉価版も発売され、価格帯的にはスイッチ2に並んでいます。そして既にこちらは8000万台を売り上げているため、スイッチ2との覇権争いに注目が集まります。

超大型タイトル「GTA VI」は少し先のお楽しみに

世界中が待ち望んでいる『Grand Theft Auto VI』ですが、発売日が2026年11月に延期されることが発表されました。これは「最高品質」を目指すためとのこと。
この延期は、逆に言えば「今ある名作ゲームを遊ぶ時間がたっぷりある」ということです。2026年前半は各社から独自の大型タイトルが出るチャンスでもあるため、ゲーマーにとっては退屈しない1年になりそうです。

今後の、あなたにぴったりの選択は?

ここまで見てきたように、ゲーム市場は非常に活気があります。
どのハードを選ぶかは、非常に重要な要素ですが、その前に押さえておくポイントがあります。
その一つがゲームのマルチプットフォーム化です。

ゲームのマルチプットフォーム化とは?

現在では、任天堂やソニーなどの「ハードメーカー」が作るゲーム以外は、ほとんどがマルチプラットフォーム(複数のハードで遊べる)で展開されるのが一般的になっています。

特に有名なシリーズや、最近マルチプラットフォーム化が進んで話題になったシリーズをいくつかのカテゴリに分けて紹介します。


1. 日本を代表する大作シリーズ

かつては特定のハード(主にPlayStation)でしか遊べなかったものの、近年は「全機種展開」や「PC同時発売」が当たり前になったシリーズです。

  • 『モンスターハンター』シリーズ(カプコン)
    • 以前はPSPや3DS、Wiiなど特定のハードに集中していましたが、『モンスターハンター:ワールド』以降はPS、Xbox、PCでの世界展開が基本になりました。
    • 注目: 最新作の『モンスターハンターワイルズ』は、全機種でクロスプレイ(異なる機種の人とも遊べる)に対応することが発表されています。
  • 『バイオハザード』シリーズ(カプコン)
    • ほぼ全ての主要ハード(PS、Xbox、PC、Switch※クラウド版含む)で遊べます。カプコンはマルチプラットフォーム戦略に非常に積極的です。
  • 『龍が如く』シリーズ(セガ)
    • 長い間PlayStation専用のイメージが強かったですが、現在はXboxやPC(Steam)でも同時発売され、世界的な人気シリーズになりました。
  • 『ペルソナ』シリーズ(アトラス)
    • これもPlayStationのイメージが強かったですが、近年『ペルソナ3/4/5』がXbox、Switch、PCに一斉移植され、新作『メタファー:リファンタジオ』などは最初からマルチ展開されています。

2. 世界的な定番AAA(トリプルエー)タイトル

海外の大手メーカーが作る超大作ゲームは、開発費回収のために最初から「可能な限り全てのハード」で出すのが常識です。

  • 『コール オブ デューティ(CoD)』シリーズ
    • FPSの代名詞。PS、Xbox、PCで毎年発売されます。現在はマイクロソフト(Xbox)の傘下ですが、PS版も継続して発売される契約になっています。
  • 『アサシン クリード』シリーズ
    • Ubisoftの看板タイトル。歴史的な世界を冒険するオープンワールドゲームで、高性能機(PS5/Xbox/PC)を中心に展開されます。
  • 『EA SPORTS FC(旧FIFA)』シリーズ
    • サッカーゲームの決定版。Switch版も含めて全方位で発売されます。

3. 基本プレイ無料・運営型ゲーム

これらは「ハードを問わず、みんなで集まる」ことが重要なので、スマホを含めた究極のマルチプラットフォーム展開がされています。

  • 『エーペックスレジェンズ (Apex Legends)』
  • 『フォートナイト (Fortnite)』
  • 『原神』『崩壊:スターレイル』
    • これらは、PS5で遊んでいる人がスマホの人とマルチプレイをするなど、ハードの垣根がほとんどありません。

ではどれを選べば良いのか?

さきほど述べたように、現在では、任天堂やソニーなどの「ハードメーカー」が作るゲーム以外は、ほとんどがマルチプラットフォーム(複数のハードで遊べる)で展開されるのが一般的になっています。

つまり、スイッチでしか遊べないタイトル、プレイステーション5でしか遊べないタイトルがある場合は、そのゲームを遊びたいかどうかが一つの選択基準となります。

また、家族、友達同士で同じゲームを遊べるかどうかが重要な要素になる場合もあります。

今はPCやタブレット、スマホでもゲームが遊べる時代なので、どんなハードを選ぶかよりは、遊びたいゲームがあるかでハードを選ぶのが大切です。